中国市場の現状(ババ抜き&汝は人狼なり状態)

中国市場が興味深いことになっているので軽く今後を分析してみたいと思います。

経済政策の低迷は、国内の不満がデモや内乱となったり、不満のはけ口としても外国領土への武力攻撃の例があるため、安全保障上重要な因子となります。

中国のバブルに関するコラムとしては、ロイター通信のこちらのものをご参照ください(調べたらまだありそうだけど本題でないのでこのくらいで)。

バブルのコントロールのために中国証券監督管理委員会(CSRS)が出した対策は以下のとおり。

1.新規株式公開(IPO)の抑制

2.大手証券会社が1200億元を拠出して大手優良企業の上場投資信託(ETF)を購入

3.中国人民銀行が国内株式市場に潤沢な流動性を供給するとの声明を発表

4.相場操縦の可能性を調査との声明

5.株の売買停止(現在、半分(1400)以上の銘柄が停止中)

6.証券会社の取引ツールから「売りボタン」を削除

7.企業の大株主や経営幹部、役員を対象に、持ち株の売却を6カ月禁止

8.「悪意ある空売り」で逮捕の声明

 

こんな感じで株の売りができなくなっているようです。この結果どういうことが起きるかというと、

株主側:ババ抜き状態

企業側が倒産した瞬間に株券は紙くずとなります(厳密には紙くずになるまで多少時間がかかります)。

誰がババを引くかはある種、運次第みたいなものです。

企業側:汝は人狼なり状態

上記のような状態では株式市場からの資金の調達は難しくなります。この状態では資金繰りに窮する企業が生じるはずです。そのような企業が「私の会社はまだ大丈夫だ!!」とまるで人狼ゲームの人狼のようなことを言って、他の企業から仕事や資金を融通してもらうことになります。このような状態では、いずれ資金繰りに詰まって倒産することになります。その際、資金などを貸していた企業も連鎖倒産となるので数日で企業の倒産が相次ぐことになるでしょう。

どうやら報道管制も敷くようなので、どの企業が資金繰りに詰まっているか(誰が人狼か分からない)という、命がけの人狼ゲーム状態となります。

 

中国ほどの経済規模の国家が経済破綻した場合の影響は予測できないので、なんとか軟着陸してほしいものですね。

ちなみに上記の予測は、現時点では私の妄想ですので内容に関する責任は負いかねます